■キャプテン翼−海外激闘編 復活新連載特集!! 第4弾
「ボールは友達!でも恋人じゃない!」キャプ翼LOVE♥
最後に、サッカーだけでなく、『キャプテン翼』で重要なポジションを占めている『LOVE』について話を進めていこう。
私の独断と偏見でピックアップした、『キャプテン翼』で注目のカップルは、『翼&早苗』『了&ゆかり』『小次郎&真紀』の3組だ!
『LOVE』− 翼&早苗
小学校から中学校にかけて、学ラン姿で翼の応援団長を務めていた『あねご』こと早苗。高校3年間、ずっと離れ離れだった翼に会うために、なんとファミレスでバイトをしたお金で、アポなしでブラジルに向かい、翼の気持ちを確かめることになる。
そんな早苗の想いに応えるため、翼は誰もいなくなり、静まり返った、ワールドユース優勝を決めたピッチの上で、これまで自分を応援し続けてきてくれた早苗にプロポーズ!
結婚した2人は一緒にスペインで新しい生活を始め、さらに早苗がおめでたとなり、ついに翼はパパになることになった。
『LOVE』− 了&ゆかり
ワールドユース決勝で、サンターナの上げたセンタリングを、得意の顔面ブロックで防ぎ、後半戦終了のフエと共に医務室の運ばれる石崎了。
その石崎が意識を取り戻した時に、目の前にいたのが、南葛中学ではサッカー部のマネージャーとして、石崎をはじめとする悪ガキどもの面倒を見ていたゆかりだった。
ゆかりに対し、Jリーグがダメだったら、家の銭湯を継いで、近所の子供たちを集めてサッカーチームを作りたいと告白する石崎。それを、「一度でいいから番台にのぼってみたかったの」という一言で承諾するゆかり。
医務室のベッドの隣りでは、治療中の若林が聞いているというちょっとお間抜けな告白タイムだったが、その後、石崎はジュビロに入団、ゆかりは石崎にとって幸運の女神にちがいない?
『LOVE』− 小次郎&真紀
小次郎の新必殺技『雷獣シュート』のヒントを与えた真紀は、学校ではソフトボール部に所属する女子高生。小次郎の大好物のコーラを一緒に飲みながら、デートの約束をするところは、直線的ドリブル突破の小次郎もたじたじ。
その後、真紀は女子ソフトボール日本代表入りをし、イタリア国際カップで、強豪のアメリカを相手にノーヒットノーランを達成! 監督から自由行動を勝ち取り、セリエC1レッジーナで再始動した小次郎に会いに出かけてしまう。
まさに、今、『キャプテン翼』の中で、一番ホットな2人なのだ!
このように、ワールドユース、ヨーロッパ、オリンピック予選へと引き継がれてきた『キャプテン翼』だが、今年のヤングジャンプ23号から、『キャプテン翼海外激闘編IN CALCIO日いづる国のジョカトーレ』の連載が再開された。
これは海外で活躍する日本人プレイヤーをメインとして、これまでの『キャプテン翼』の熱さを踏襲しながら、成長し続ける黄金世代たちのリアルな姿を描いていく作品となっていくことだろう。
そして、この勢いは2010年の南アフリカで開催されるサッカーのワールドカップへとつながっていく……。
「ワールドカップで優勝する!」という翼の夢が叶うまで、『キャプテン翼』に終わりという文字はない!
※この本文は、集英社スポルティーバ2009年6月号に掲載された「5分でわかる、その後の『キャプテン翼』」を、大幅加筆修正してあります。

門脇正法(マンガ原作家&スポーツライター)
〜プロフィール〜
1967年2月20日埼玉県生まれ。アニメ「ドラゴンボールZ」の脚本家、小山高生氏からシナリオを学び、マンガ原作家デビュー。集英社少年ジャンプ、ヤングジャンプ、ビジネスジャンプなどを中心にマンガ原作を執筆。
現在は、マンガ原作のほかに、少年ジャンプのスポーツ記事特集「ジャンスタ」やスポーツ専門誌「スポルティーバ」などで、スポーツライターとしても活躍中。→→→
詳細はこちらへ http://home.sportsbuaka.com/?page_id=9

バックナンバー
第6回 5分でわかる、その後の『キャプテン翼』PART4 (2009年6月21日)
第5回 5分でわかる、その後の『キャプテン翼』PART3 (2009年6月7日)
第4回 5分でわかる、その後の『キャプテン翼』PART2 (2009年5月23日)
第3回 5分でわかる、その後の『キャプテン翼』PART1 (2009年5月6日)
第2回 お宝復刻マンガ特集「復刻マンガからわかる梶原一騎の世界」 (2009年1月10日)
第1回 北京オリンピック特集「スポーツマンガを読んで、北京オリンピックをMAX楽しむ!」 (2008年7月10日)

